カード払いの固定費を家計簿に記入する際、日付を引落し日にする方法と、請求日にする方法があります。

例えば、2月8日に1月13日~2月8日利用分のガス代の請求書が届いた場合を想定します。

これを、請求書が届いた時に記入するなら、2月分の家計簿に記入することになります。

クレジットカードの引落し時に記入する場合、翌月の3月か、翌々月の4月払いになりますので、1カ月か2カ月遅れで家計簿に記入することになります。

私は、固定費は毎月そんなに大きく変動があるものではないので、引落し時に記入する方法が一番わかりやすいと思います。

 

家計簿はお金が出て行った時に記入する

家計簿は、基本的に預金や現金が減った時に記入しないとわかりにくいです。

引落し時に家計簿に記入する場合は、私が以前にオススメした方法で帳簿付けすると、わかりやすいと思います。

家計簿のつけ方がわからない!初めて家計簿をつける場合、一番簡単な方法。



通帳面は、このような感じです。

請求時に家計簿に記入するなら、お金は出て行ったことにしてわけておく

請求時に記入する場合は、請求書が届いた時点で、お財布から封筒など他の場所にお金をわけておく必要があります。

支払っていないのに家計簿に記入してしまうと、手元のお金と家計簿上のお金が合わないので、管理がややこしくなるからです。

封筒に入れたお金は、払ったものと考えることで、手元の現金の残高と家計簿が合います。

分けなかった場合、例えば、5千円のガス代を支払っていないのに、家計簿に記入したとします。

その結果、家計簿上では収支がトントンでお金が残っていないはず、という状況になっているとします。

しかし、手元には支払っていないガス代5千円が残ります。

これを封筒などに移しておかないと、使っていい生活費の残りだと思って、使ってしまう危険性があります。

これを使ってしまい、家計簿を全部記入して締めた後に、お財布の中身は足りたのに、家計簿は5千円の赤字になってしまった!という事になります。

請求時に家計簿に記入する場合のお金の流れ

まず、お給料が入金して生活費を引き出す時に、固定費の金額はまだ確定していませんが、固定費を含めた金額を引き出します。

固定費の請求書が届き、金額が確定したら、生活費のお財布から封筒等にお金をわけておきます。

この分は、翌月以降に引落しになるので、それまで封筒に取っておきます。

今月は、先月に生活費から封筒に分けた分の金額を、固定費引落し日の前までにお金を通帳に入金しておきます。

通帳面は、このような感じです。

 


 

 

引落し時に記入するメリット・デメリット

引落し時に家計簿に記入するメリットは、お金を生活費から分けたりする必要がないので、

管理が楽です。

デメリットは、本当はもう支払う事が確定しているのに、お金を取っておいてないので、

極端な話、急に失業して、お給料がゼロになったら、固定費の支払いが出来なくなることです。

 

請求時に記入するメリット・デメリット

請求時に記入するメリットは、支払う事が確定した時点で記入するので、

実際の使用料と家計簿がずれないことです。

例えば、本来ならエアコンが必要なく電気代が安いはずの月に、帳簿上は電気代が高くなっている、といったずれがなくなります。

請求時に記入するデメリットは、お金を取っておく、通帳に入金しに行く、という手間がかかることです。

お金を取っておくことを忘れて、お財布にあるお金を使える生活費の残りだと思って使ってしまうことがないようにしなければなりません。

お財布の中身は残っていて黒字なはずなのに、家計簿を後からつけてみたら赤字になっていて、ようやく固定費分を取っておくことを忘れていた事に気づく、という事もあるかもしれません。

また、私の地区だと電気代は19日頃に確定します。

請求書が届くのが月の後半で、予想外に請求額が多かった場合に、生活費のお財布から固定費を封筒に移すと生活費が思いのほか少なくなり、あと10日以上生活していかなければいけないのに、と焦ってしまいます。

余裕のある家計の場合はいいですが、ギリギリでやりくりしている場合は、引落し時の出費として考えた方が、最初に固定費を除いた生活費の予算を出せるので、やりくりしやすいです。

まとめ

今回は、固定費を家計簿に記入するタイミングについて考えてみました。

それぞれのやりやすい方法で、工夫してみて下さいね^^